【新NISA】大注目のS&P10投資信託が新登場!~S&P10とは?~

こんにちは、かめぞうです。

先日5月1日、新たに”S&P10″の投資信託を販売することが日興アセットマネジメント(日興AM)から発表され、今週5月16日に販売を開始しました。

この記事では、新たに販売を開始した”S&P10″についての解説とおすすめする理由について教えます。

目次

“S&P10″って何?

“S&P10”とは従来あるS&P500の上位10社が投資対象となっている投資信託です。

「そもそもS&P500って何?」という方もいらっしゃると思いますので、まずはS&P500について説明します。

S&P500とは

みなさまはニュースで「日経平均」や「ダウ平均」という言葉を聞いたことがありませんでしょうか。

これらは株価指数と呼ばれるもので、「S&P500」も同じく、米国を代表する株価指数の一つです。

「S&P500」とはニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している主要500銘柄の時価総額を加重平均し、それを指数化したものです。

S&P500の特徴としては「時価総額加重平均型」の株価指数であるため、時価総額の大きい銘柄の値動きに影響を受けやすくなっています。

S&P500の構成上位10銘柄は、以下の通りです。

スクロールできます
銘柄名業種構成比率
1マイクロソフトソフトウェア・サービス21.9%
2アップルテクノロジー・ハードウェア18.8%
3エヌビディア半導体・半導体製造装置13.9%
4アマゾン・ドッド・コム一般消費財・サービス流通11.4%
5メタ・プラットフォームズメディア・娯楽7.7%
6アルファベット(クラスA)メディア・娯楽5.8%
7バークシャー・ハサウェイ金融サービス5.3%
8アルファベット(クラスC)メディア・娯楽5.0%
9テスラ自動車・自動車部品4.0%
10ユナイテッドヘルス・グループヘルスケア機器・サービス3.2%
11ジョンソン・エンド・ジョンソン医薬品・バイオテクノロジー2.8%
12ケンビュー家庭用品・パーソナル用品0.2%
S&P500トップ10指数の構成銘柄(2024年2月末現在)

上位の10銘柄の合計時価総額だけでも、S&P500全体の約30%を占めています。

S&P500の銘柄入替えは四半期ごとに検討されますが、定期的に行われるわけではなく、必要に応じてのみ行われます。

S&P500でも今現在、十分な利回りがありますが、この後に説明するS&P10はさらに大きな利回りが期待できます。

S&P10とは

“S&P10”とは上でも話した通り、従来あるS&P500の上位10社が投資対象となっている投資信託です。

もう少し詳しくいうと、米国の金融商品取引所に上場している株式などを主要対象とし、「S&P500トップ10指数」の動きに連動する投資効果を目指すインデックスファンドです。

S&P500トップ指数とは?

S&P500指数の構成銘柄のうち、時価総額上位10社の株式で構成される株価指数です。

原則として毎年6月に構成銘柄の見直しが実施され、年4回、構成比率の調整が行われます。

S&P10とS&P500の比較

S&P10とS&P500の主な違いは以下です。

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S&P10
(Tracers S&P500トップ10インデックス)
S&P500
(eMAXIS Slim米国株式)
投資先S&P500の時価総額上位10社米国で時価総額が大きい主要500社で構成
設定日2024年5月16日2018年7月3日
ベンチマークS&P500指数S&P500 トップ10指数
信託報酬0.10725%0.09372%
新NISA対象口座成長投資枠つみたて投資枠
成長投資枠
指数5年リターン
(年率) *1
19.49%28.38%
購入可能な
証券会社
楽天証券/SBI証券/マネックス証券楽天証券/SBI証券/マネックス証券/
松井証券/auカブコム証券 他数社

*1 リターンについてはS&P Dow Jones indices参照

S&P10とS&P500の過去10年間の運用成績は以下になります。

(引用:日興アセットマネジメントHP)

運用成績はS&P500よりS&P10の方が良く、過去10年間の利回りは1.5倍も高い結果となっています。

ただS&P10は新NISA対象口座枠が成長投資枠のみになるので、つみたて投資枠だけでなく、成長投資枠に手を出せる人におすすめかと思います。

またS&P500に比べ、値動きはそれなりに激しいので、相場で一喜一憂してしまう人には向いてないかもしれません。

まとめると、S&P10は以下のような方におすすめです。

  • S&P500よりも良いリターンを得たい人(リスクもある)
  • 成長投資枠にまだ投資可能な枠が残っていて、多少お金に余裕がある人
  • 相場の値動きで一喜一憂しない人

まとめ

以上、”S&P10″についての解説とおすすめする理由を紹介しました。

すでに楽天証券やSBI証券などで購入可能なので、気になる方やS&P500の利益を期待したい方は是非、購入してみてはいかかでしょうか。

以上、かめぞうでした!

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この記事を書いた人

1996年生まれの男性で独身、東京都に暮らしています。職業はシステムエンジニアでサラリーマン。趣味はドライブとゲーム。ネットワークスペシャリスト、応用情報技術者試験の資格保有。

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